ノミ・ダニ・フィラリア

ノミ、マダニ被害

ノミ・マダニは、激しいかゆみを引き起こし、身体的にも精神的にも大きなストレスを与えます。マダニは、発見したらけっして無理に取ろうとしないでください。化膿や炎症を起こすだけでなく、病原体をうつすこともあります。
目に見えているノミは氷山の一角で、成虫ノミが5匹付いていたら、周囲に95匹の未成熟ノミが潜んでいると考えてください。もし、ノミ・マダニを見つけたら、すぐに当院にご相談ください。

ノミによる被害

  • ノミアレルギー皮膚炎

    吸血によりアレルギー反応が起こります。激しい皮膚炎が起こるのが特徴です。一度、かかってしまうと、わずかなノミの寄生でも、繰り返し皮膚炎を起こすようになります。

  • サナダ虫(瓜実条虫)

    下痢、嘔吐の原因になる寄生虫です。小腸に寄生し、グルーミングで感染します。

  • 貧血

    仔犬、仔猫は、ノミの大量寄生によっても、貧血を起こす場合があります。

  • 猫引かき病

    これは人間がかかる病気です。バルトネラ菌に感染したネコちゃんに引っかかれると、リンパ節が腫れたり、発熱、頭痛などの症状が起こります。ネコちゃんについたノミが菌を媒介します。

マダニの被害

  • 犬パペシア症・猫ヘモバルトネラ症

    マダニやノミが媒介する感染症で、死に至ることもある恐ろしい病気です。動物さんの赤血球に寄生。赤血球を破壊し、貧血、発熱を引き起こします。

  • ライム病

    マダニから動物さんだけでなく、人間にも感染します。神経症状、発熱などの症状を引き起こします。

  • 貧血

    ノミ同様、大量に寄生されると、仔犬のみならず成犬にも症状が出ることがあります。

フィラリア(犬糸状虫)症

蚊を媒介とする大変恐ろしい感染症です。気がつかないうちに、犬糸状虫という長さ20~30cmにも及ぶ寄生虫が、ワンちゃんの心臓や肺の血管に寄生。循環に障害を起し、最悪は死に至る病気です。

しかし、現在、フィラリア症は、投薬で100%予防できます。

フィラリア症の予防は、蚊が出る季節の1か月後から、蚊がいなくなって1カ月後まで(4、5月頃~11、12月頃まで)おこないます。まず、毎年、投薬前に血液検査「フィラリア寄生確認検査」をおこないます。投薬は月に1回です。お薬は、錠剤、ジャーキータイプ、外用タイプの3種類からお選びいただきます。

ご注意ください! フィラリア症はネコちゃんにも感染します

「犬糸状虫」という名前から、犬にしか感染しないと思っていませんか?
実は、人間を含む約40種類の動物に感染するのです。幸いネコちゃん猫は、犬糸状虫にとってあまり好みの動物ではないため、犬のように寄生されることはありません。
しかし、ネコちゃんには強い抵抗作用があるため、死滅した犬糸状虫の幼虫がアレルギーの原因となり、ぜんそくのような咳や呼吸困難を引き起こすことがわかってきました。悪い条件が重なると、死に至ることもあります。
そこで当院では、ネコちゃん用のフィラリア予防薬もご用意しました。ネコちゃんも予防薬を使用されることをおすすめします。

マリア動物病院 TEL:0561-51-2011 診療時間:9:00~12:30(受付12:00まで) 17:00~19:30(受付19:00まで) ※日曜日も診療しております