症状、病気

2013.10.26更新

オーソモレキュラー療法とは・・・。

栄養素=適切な食事やサプリメントなど(点滴含む)を用いて、身体を構成する細胞の働きを向上させて、様々な病気を治す治療法。足りない栄養を補うだけでなく、栄養を治療に使います。
薬は対処療法、栄養は根治治療です。

オーソモレキュラー療法のアトピー性皮膚炎治療へのアプローチ

良質なタンパク質と脂質を中心とした、糖質制限による食事と栄養素による治療を行います。
                                                                                   アトピー性皮膚炎の動物さんは、消化管粘膜も弱く、糖質の摂取で血糖が乱高下することが多いので、基本的に糖質制限の食事が重要です。

また、オーソモレキュラー療法におけるアトピー性皮膚炎の治療に必要不可欠な栄養素は、亜鉛、ビタミンA、オメガ3脂肪酸です。

亜鉛の最も大切な働きは、1つの細胞から新しい細胞をつくる細胞分裂のときに必須であるということです。アトピーの動物さんは活発に皮膚の細胞が細胞分裂して新しい良い皮膚を作っていかなくてはならない状態ですので、亜鉛は必須の栄養素になります。

ビタミンAは粘膜や皮膚の上皮細胞を形成し、働きを強化します。これは外から侵入する有害物質のバリア機能を果たしています。また、活性酸素を除去して、炎症抑制効果も持ちます。
またアトピー性皮膚炎の動物さんが困る症状にかゆみがあります。これは、皮下の継続する炎症による症状です。局所の炎症を速やかに改善させるためには、オメガ3脂肪酸のバランスを高くしなくてはなりません。
 

投稿者: マリア動物病院

2008.07.01更新

 梅雨真っ只中!不快指数が高くなり、じめじめ、べとべと、かゆかゆ・・・。                    
 その『かゆかゆ』ですが、『痒み』は奥が深くて、ちょっとだけ蚊に刺されたりしてすぐ治まる痒みから、人間の子供や動物さんのアトピーなどの目も覆いたくなるような激しい痒みから・・・。                    
                     
 皆さん、痒みの辛さを知っていますか?                    
                     
 ご自分がアトピー、ご家族がアトピーなどで身近に痒みに接していられる方は、十二分に痒みの辛さをご存知だと思いますが、あまり痒みに接していられない方はおそらく、『痛いのは辛いけど、痒いのは我慢できるでしょ(*_*)』と思われていると思います。                    
                     
 じ・つ・は・・・。この私もそうでした。臨床の仕事(獣医師)を始めて 13、4年になりますが、痒みの本当の辛さを知ったのはメルモに出会ってからです。
                    
 話が少し反れますが・・・、メルモが私の子になって3日目、当時私は動物病院の勤務医 をしていたのですが、仕事後、帰宅しメルモの耳の中を見ると・・・。
                    
 『超~汚い!(>_<)』。      
              
 ペットロスから立ち直っていない頃に来たメルモは、通常の『新しく仔犬を迎えたらする検査= 検便&耳ダニの検査』をしてあげていませんでした。                    
 『この汚れ方からして、ほぼ100%耳ダニが付いてる(>_<)。』                    
 そう思うと無性に耳掃除がしたくてたまらなくなりました。                    
 けど、自宅には耳掃除&検査セットも、耳ダニのお薬もない。で、あきらめて次の朝、病院に 連れて行き、お耳の処置ををすれば良かったのですが、性格的に思い立ったら即行動をしなく ては我慢ならないタイプで、家にあるず太い綿棒で、たった400gしかないメルモの耳の中を 探り始めてしまったのです。   
                 
 かわいそうなメルモは、ちょっとだけ痒かったお耳に太い綿棒をグリグリと入れられ、元々 耳ダニで弱っていたお耳の中が暴れだしました。メルモは『痒い、痒い!』と足で耳の中を 掻き始め、掻くとよけい痒くなるから、また掻き始めます。それを抑えるために、掻き始めたら メルモの足を抑えて、又掻き始めたら足を抑えてと・・・メルモと私は、痒いね!痒いね! ごめんね!と、夜を明かしました。そして早朝出勤をしてメルモのお耳の処置をしました。 
                   
 本当にメルモには悪いことをしましたが、私にはとてもいい経験で、『痒み』は『痛み』と同様に 辛い。ということが身に沁みてわかりました。                    
                     
 非常に話が反れましたが、たかが『痒み』と考えないで下さい。痒みは動物さんの生活の質、いわゆる クオリティ オブ ライフ を悪くします。食欲だって落ちますし、苛々して噛み付いたり、引っかいてくるかもしれません。治してあげれるものなら、当然治してあげたいですよね(^^♪。  
                  
 ただ、痒みをすべてなくしてあげること、つまり皮膚病を治してあげることが難しい場合もあります。                    
 アトピーです。(短期間だけ痒みを抑えたり、痒みをコントロールをすることは可能です。)
                    
 でもこのアトピーの定義は難しく、もしかしてアトピーだと思ってあきらめている動物さん(飼い 主さん)が治る皮膚病だったり、治そう!治そう!と頑張っている動物さん(飼い主さん)が、アトピーだったり・・・。                    
 皮膚病は奥が深いです。治療が適切であれば、簡単に結果が出る(治る)皮膚病もありますし、治療も検査方法も適切であるけれど、結果に時間がかかる皮膚病もありますし、治療方法が間違っているがために、結果が出なかったりさらに悪化したりする皮膚病もあります。                    
                     
    先日、土曜日の午後から『皮膚病』のセミナーに行ってきました。2つのセミナーの掛け持ち だったため結構疲れました(T_T)が、とてもためになりました。いつもセミナーに出かける際には、欲張らずに、『何かひとつでも、これからの診療に役立つことを習得して来よう(^・^)』という気持ちでいるのですが、今回の2つのセミナーでは、2つどころか4つも5つも習得することがありました。   
                 
 というか、今までの知識の生理整頓が、頭の中できっちりとできました。この知識を使って、治せない痒みの子、治せる痒みの子、その他の痒みの子などなどを治療していきたいです。                    
                     
 『飼い主さんが動物さんの痒みの原因を理解をし(理解には私たち獣医師のしっかりとした説明が必須)、獣医師は選択した治療に責任を持ち、さらに両者で経過を監視していく。』                    
                     
 治療(あるいは検査)には飼い主さんの協力が不可欠です。協力していただくためには、 信頼関係が必要ですよね(*^_^*)。信頼関係を築いていただけるように、日々精進していきたいと思いますので、よろしくお願い致します(^_-)-☆。                    

投稿者: マリア動物病院

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