院長の大切なペットのエピソード

2000.01.01更新

さて、我が家のコになったのだから、名前を付けなくては・・・
当時、我が家には、シェルティのあいちゃん(享年18才)、
野良出身の猫のまりあ、知能障害児(犬?)のラブラドールのメイ、
私と同じお誕生日の、猫のサブ&はるみがいました。

おりしも、雅子妃殿下のご実家のヨークシャテリアが、よくブラウン管に
登場しているときで、あやかろうと思い、
"ショコラ"と名付けました。

が・・・知らぬ間にショコラがチョラ→チャラ→チャコと、
次第に変化していき、すっかりその仔犬は、"チャコ"と皆に
呼ばれるようになっていました。

こうして、チャコとの生活がスタートしました。

チャコは賢く、忍耐強い仔犬でした。

私の笑った顔がわかるのでしょうか?

自分も同じ顔をしようと、私が笑うと、チャコも笑いました。

手足もしっかりしてきて、前足だけで、歩く事まで
できるようになりました。

12月・・・元気もあるし、立つ事だけでもできるようにと、
膝蓋骨の手術をしてみようかという事になりました。
その際に、(今まで何度となく、話題には上がっていたのですが・・)
しっぽはどうしようか?と・・・

普通、ヨークシャテリアや、プードルなどは、
生まれてすぐに断尾をします。

チャコは、普通のヨーキーが断尾をする頃には、
生きるか死ぬかでそれどころではなく、
気づいたら、しっぽは長いままだったのです。

同じ麻酔をかけるのだったら、ついでに断尾もしようか?と・・・

実は、私的には、結構長いしっぽが気に入っていました。
"今まで頑張って生きてきました"という、
証のような気がして・・・

結局、飼い主の私の意見が通り、
しっぽの長いヨークシャテリアが、誕生しました。
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チャコの後肢膝蓋骨の手術の日がやってきました。

仕事柄、手術は慣れてはいるものの、やはり自分の仔は、
少し勝手が違います。

各種検査を終え、手術開始となりました。

手術は、大、大、大成功、
2日もすると、後ろ足を使っても、立ったり、歩いたり
1週間もすると、走る事さえできるようになりました。

が・・・・この手術をきっかけに、
私には、とてつもない不安の影が
つきまとう事になったのです。

手術前検査の血液検査の結果です。

食欲も旺盛で、当然元気も満々、
手術をするには、一般状態は言う事ない状態であり、
血液検査結果も、手術が出来ないほどの値ではなかったのですが、
クレアチニンとBUNの値が高い・・・

それらは、腎臓に疾患があると高くなってくる値です。
こんなに元気な仔犬で高くなる事は、まずありません。

足が使えるようになって、
日増しにおてんばになっていくチャコをみながら、
獣医師としてではなく、普通のチャコの飼い主として、

『怖い事には触れたくない』

状態で、心の中にとてつもない不安を抱えながらも、
毎日、チャコと幸せに過ごしていました。

注:
仔犬でクレアチニンとBUNが高いということは(値にもよりけりですが)
先天性の腎臓疾患が関与している場合があります。
値が高くならないようであれば、食事療法でコントロールできる場合も
ありますが、高くなるようであれば、死を意味します。


 チャコ&サブ               チャコ&はるみ(チャコ笑ってる)

チャコの発病

投稿者: マリア動物病院

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